ふとTVやヤフーニュースから事故の話題が取り上げられるたびに仕事柄、ついつい反応をしてしまいます。この事故はこうすれば防げたのかな?とか考えてしまいます。そんな中で、高齢者が運転する事故や飲酒運転を要因とする事故が起きるたびにお節介ながら、これらの事故は周囲の人が止められたと考えてしまいます。高齢者の事故はそのご家族が運転をするのは危ないのではないか?とある程度分かるでしょうし、飲酒運転なら、酒類を提供した飲食店に飲酒運転を止められたのではないか?と思います。

高齢者の交通事故について

高齢者の交通事故

平均寿命が長くなり、少子化も重なって高齢化社会から超高齢化社会となる日本。西暦2035年ごろには3人に1人が65歳以上の高齢者となり、同じ先進国の中でも今まで経験したことのない初めての領域に突入するそうです。

最近ニュースなどを見ていると高齢者の重大な自動車事故が目立つようになりましたね。

これから10年も経てば、自動車メーカーは衝突しないような車づくりの開発や、自動運転など車の性能が更によくなっていけば自動車事故はゆっくりと減っていくと考えられるものの、今、起きている高齢者の事故の現状を早くなんとかしなくてはいけないと思います。

  • 高齢者本人による運転免許証の自主返納
  • 高齢者のいるご家庭では家族の協力のもと、車の運転をなるべくさせない

私(高倉)としても、高齢者のお客さんと話をしていて「なんだか、おかしいな?」と思ったらやんわりと運転の引退をすすめてみたいと思います。

千葉県 白子町で飲酒運転による事故

千葉県白子町の県道で若い女性の飲酒運転により事故が起こり1人が意識不明の重体になってしまったとニュースがありました。

平成29年6月4日の朝日新聞デジタルより引用

4日午前2時半ごろ、千葉県の白子町にある驚の県道で、道路脇を歩いていた大学生の男女10人の列に乗用車が突っ込み、男性2人、女性2人の計4人がけがをして病院に搬送された。消防によると、このうち女性(19)が意識不明の重体で、搬送時は心肺停止状態だったといいます。

こんなニュースがあると、まさか弊社のお客さん?とふと考えてしまったりします。お酒を飲んだら運転しないだけでなく、一緒に飲んでいた人も止めるべきです。被害に遭った大学生の皆様には大変悲しい出来事となりましたが、暴走車両に巻き込まれる、飲酒運転、居眠り運転に巻き込まれると言った100%の被害事故ということも数多くあります。

車道の近くを歩いたり自転車を使用するときには、自分を守るためにもひとりひとりが注意しましょう。

道路交通法の第65条第3項には「何人も、第一項の規定に違反して車両等を運転することとなるおそれがある者に対し、酒類を提供し、又は飲酒をすすめてはならない」とあります。重大な事故が発生したときに遺族から損害賠償請求を受けるのは、運転者だけでなく酒類を提供した飲食店に損害賠償請求される恐れがありますので、飲食店は車で来店したお客様に酒類の提供をしてはいけないのです。

有名人の車両運転中による事故

有名人が運転する交通事故のニュースが入ってきました。

平成29年6月21日のライブドアニュースより引用

元SMAPの俳優、木村拓哉(44)さんが20日、東京都調布市内で自家用車を運転中、信号待ちをしていたバイクに追突する事故を起こした。追突されたバイクは更に前方の車両に接触する3台が絡む事故となった様子。この現場は交通量が多く、近隣住民によると接触事故が頻発しているという。近くに住む50代の主婦は「夕食の準備をしているときにガチャン!ってすごい音がした。その後にパトカーのサイレンも聞こえた」と証言。

運転をしていた木村さんは「考え事をしていた」と話したとされます。

自動車を運転するすべての人に事故の可能性はあります。木村さんを擁護するわけではありませんが、独立騒動、かつての仲間との別れ等の話題が色々と出てしまっている中で、心中穏やかではない状態であったことが考えられます。こんな時にはやはり事故は起こりやすいものでしょう。普段なら自分ではこんな事故は起こさないと思えるような事故であっても、環境や心境の変化等があった時に起きてしまいがちなのです。

車はたった1秒目を離すと相当な距離を走行する非常に危険な物体なので、ちょっとした油断も大敵なのですね。