農業の労災上乗せ保険
2023年4月の損害保険 ピックアップ

今月の損害保険、ご相談事例などを紹介します。
高知県の法人O様。労災上乗せ保険の加入で従業員への福利厚生を
高知県にある柑橘類の生産販売のお仕事をされている農業法人のO様。特殊機械を使用するため、それによる怪我などが考えられるようですが、実際に特殊機械作業中に従業員が怪我を負い、幸い大きな怪我ではなかったものの、大きな怪我となっていた可能性も考えられる為、政府労災保険では、法定外補償が出来ない部分を補償することのできる民間の労災上乗せ保険があることを弊社サイトで知り、労災あんしん保険のご検討をしていただきました。
弊社からは何パターンかの労災上乗せ保険のお見積りをご案内、ご提案となり労災あんしん保険のご契約をいただきました。
農業法人の労災事故にはどのような種類がある?
農業法人の労災事故は、大きく分けて以下の5つの種類に分類できます。
1. 機械による事故
- トラクターやコンバインなどの農耕機械の操作ミスによる事故
- 動力噴霧機の使用による事故
- チェーンソーなどの切断工具の使用による事故
農作業では、動力機械が頻繁に使用されます。これらの機械は、使い方を誤ると重大な事故につながる可能性があります。機械の操作前にしっかりと安全教育を行い、安全装備を着用するなど、安全対策を徹底する必要があります。
2. 高所作業中の事故
- 果樹の剪定作業中の転落事故
- 屋根上での作業中の転落事故
農作業では、果樹の剪定や屋根の修理など、高所作業が伴う場合があります。足場の設置や安全帯の着用など、適切な安全対策を講じることが重要です。
3. 動物による事故
- 牛や馬などの家畜に蹴られたり、噛まれたりする事故
- 蜂やヘビなどの野生動物に刺されたり、噛まれたりする事故
農作業では、家畜や野生動物と接触する機会があります。これらの動物は、興奮したり、驚いたりすると攻撃してくることがあります。動物の習性を知り、適切な距離を保つなど、安全対策を講じる必要があります。
4. 転倒・滑倒事故
- 畑での転倒・滑倒事故
- 作業場での転倒・滑倒事故
農作業は、足場の悪い場所で行われることが多いため、転倒・滑倒事故のリスクがあります。滑りにくい靴を履いたり、周囲に注意を払ったりするなど、転倒・滑倒事故を防ぐための対策が必要です。
5. その他の事故
- 農薬中毒事故
- 熱中症
- 感電事故
農作業では、農薬や肥料を使用したり、高温多湿の環境で作業したりするため、これらの事故が発生するリスクがあります。農薬や肥料の取り扱いに関する安全教育を徹底したり、熱中症対策を講じたりするなど、適切な安全対策が必要です。
農業法人に必要な労災上乗せ保険とは

農業法人に必要な労災上乗せ保険は、事業規模によって異なります。
- 労災上乗せ保険加入のメリット
- 労災保険の補償額を上乗せできる
- 従業員の福利厚生として活用できる
- 企業イメージの向上に繋がる
- 主な労災上乗せ保険の補償内容
- 死亡・後遺障害
- 医療費、入院、通院
- 使用者賠償責任補償
- 雇用関連賠償責任補償
- 加入前に確認すべきポイント
- 保険代理店と補償額、補償内容を打ち合わせ
- 仕事中に従業員が怪我を負った場合の補償額の目安のセット
- 災害補償規定の有無
このようになります。参考については下記URLの労災あんしん保険のご案内、労災上乗せ保険の必要性をご覧ください。