通販型の自動車保険のメリットとデメリット

通販型の自動車保険

こんにちは。あおば総合保険㈱代表の高倉です。

今日は通販型の自動車保険について、書いてみたいと思います。

弊社のご契約者様から通販型の自動車保険はどうなの?と聞かれる事があります。通販型の自動車保険はリスク細分型となっていたり、年間の走行距離保険料が決まる商品が一般的です。我々のような代理店への手数料が必要なく、他にも保険証券レスや早期割引などを利用することによって保険料は割安で加入することがメリットだと思います。

通信販売の保険料の安さを売りの一つにしている走行距離があります。この走行距離ですが、自動車を保有している方で、毎月あまり運転することがない、そんな方には保険料が安くなりますので、通信販売の自動車保険の選択肢に入れてもよいでしょう。

一方、リスク細分型の場合は注意が必要です。例えば、日常・レジャーとして保険契約をしていた場合に、実は通勤でも使用していたというケースの事故は保険金が払われなくなる恐れがあります。

また、自動車保険の見直しを依頼され、通販型の自動車保険証券を見せていただくことがあるのですが、この補償内容ではとても安心とは言えないというケースがございます。この現象は保険の事を良く知らない方が自分で保険商品を選択している為、安さだけを追求してしまいバランスの悪い補償内容になってしまっているのです。

現に1年間に数回、通販型の自動車保険加入者が誰かをたどって損害保険のプロである弊社に事故相談にくることがあります。

通販型の自動車保険は、自分で補償を選べるという利便性がありますが、ここが危険なところでもあり、1つ間違えただけで事故が起きた時に補償対象外として補償が受けられなかったという最悪のケースも私の耳に入ってくる事もあります。その反面、とにかく自動車保険料を安くしたい、そんな人はいくら言っても私の声が届かないケースもあります。

通信販売の自動車保険では、我々保険代理店が、契約に関するアドバイスや事故の際にお手伝いすることができないので、契約内容をきちんと把握されずに契約されていると自分が困る場合があるという事を認識してください。