自動車部品製造業の損害保険
2022年10月の損害保険 ピックアップ
今月の損害保険、ご相談事例などを紹介します。
自動車部品製造業のS様。損害リスクの高い賠償責任保険と労災上乗せ保険の他に工場、事務所、倉庫、機械に火災保険を掛けたいという意向がありました。
茨城県の自動車部品の加工・輸送用機械器具製造業のS様。工場内での加工・検査作業中の従業員、第三者へのケガ。納品先でフォークリフトを借りての荷下ろし中の事故、その他にも火花発生による建物火災。製造業には様々な損害リスクが潜んでいると言います。弊社からは賠償事故には統合賠償責任保険ビジサポ、従業員のケガについては労災あんしん保険、建物火災や自然災害にはビジネスプロパティをご提案させていただきご契約となりました。労災あんしん保険については、従業員のケガは政府労災保険と労災あんしん保険との区分けをしっかり説明をしてご納得いただき労災上乗せ保険(労災あんしん保険)の必要性を感じてくださったようです。
自動車部品製造業に必要な損害保険とは
自動車部品製造業のS様から労災上乗せ保険について、詳しく解説して欲しいとの意向がございました。せっかくですのでこちらでも簡単に解説します。
労災上乗せ保険とは、企業が労働者に対して加入する保険の一つで、労働災害や労働による疾病などが発生した場合に、雇用主が労働者に対して定めた給与に上乗せして補償をする制度です。
労災上乗せ保険の必要性は、労働災害や労働による疾病によって、労働者が受ける損害を補償することで、労働者と雇用主の間に信頼関係を築くことができます。また、労働者が安心して働くことができる環境を整備することができるため、企業の経営にもプラスの影響を与えます。
さらに、労災上乗せ保険に加入することで、労災による損害に対して企業が十分に補償することができ、法的なトラブルを避けることができます。労働災害によって労働者が負担する損害を防ぐことで、労働者と企業の信頼関係を維持し、労働者のモチベーション向上にもつながります。
総合すると、労災上乗せ保険は、労働者の損害を補償することで、企業と労働者の信頼関係を構築し、労働者が安心して働くことができる環境を整備するために必要な保険と言えます。
これらの損害リスクに備えるには次の保険加入をおすすめします。
- 統合賠償責任保険ビジサポ
- 労災あんしん保険
保険料は、売上高、保険の内容や補償金額、補償範囲によって異なります。具体的な保険商品や保険料については、弊社に直接相談されることをおすすめします。
令和4年10月も大変多くのお問合せをいただきました。建築業、塗装業、清掃業、看板工事業、消防設備の工事、プラント事業、マンションドクター火災保険、製造業、ビルメンテナンス業、倉庫業、ハウスクリーニング、電気工事業、など
今回、目立ったのは元請けから損害保険の加入を促進された皆様(法人・個人事業主様)からのお問合せが多かったです。教えて!損害保険ではこれからも損害保険の情報を発信していきます。